”Hot Dogs!”

ディズニーをメインテーマに、気になったことや見つけたことなどを記録していくブログです。

生き生きとしたキャラクターたち ~「わんわん物語」(2020年実写版)を見て

 こんにちは。

 

 1955年のディズニー映画「わんわん物語」が実写化されたと、ずいぶん前ですが話題になりました。

今日はその映画のレビューを書きたいと思います。

 

※以下、内容に触れています。

 

1、キャラクターの気持ちが伝わる

 実写化したということで、出てくるのは本物の犬。犬が表情を表せるのか!?と、見てみるとそれはもう巧みで、すごい!落ち込み、喜び、全てが伝わってきました。動物を扱うことについては、さすがディズニー!と思うほど素晴らしいと思いました。

 中盤、「レディ」と丘の上に来るシーン。

「野良犬の生活はいいもんだろ。」と、夜景を前に語るトランプの姿が特に印象に残りました。出で立ちだけでも、気持ちが伝わってきました。

 

2、実写化したことで伝わる良さ

 実写かと聞くと、正直イメージ良いものがないのですが、今作は良さが出てきたなと思いました。

 特に野良犬の「トランプ」の姿。野良犬として機敏に走り回るあの躍動感。若干すすけた毛並みからは、長年野良犬生活を続けていたことが伝わってきます。

 

 アニメ版の方は、比較的柔らかいイメージがあります。キャラクターの動きや世界観などには、手書きから感じる柔らかさがあります。

 一方で実写版は、シャープな感じ。リアリティがあるため、生き生きと、そしてはっきりと映ります。

 同じ物語でも、アニメと実写とで違いは当然ありますが、比べてみるとよりそれぞれの良さが見えてくるような気がしました。

 

3、安心感すらもたらす名曲たち

 「ララルー」「ベラ・ノッテ」など、流れれば「キター!!」という感じでした。

 個人的には、「彼はトランプ」の曲が好きなのですが、流れれば「あー、やっぱりペギー・リーに歌って欲しい!」なんてちょっと思ったりもして。あの歌は彼女のものかもしれません。

 「ベラ・ノッテ」はもう、申し分なく、感動する物でした。スパゲッティを食べるシーンもお手の物。恥ずかしそうな様子までバッチリ表現するところに、さすがですと脱帽でした。

 

 

 実写化どうこうというよりも、ただ単純に、物語の良さを感じた作品でした。

 それにしても、いい家に住んでいましたねえ・・・。そっちがうらやましい。