前回の「ローグ・ワン」を観て その1 の続きです。
なにも、記事を二つに分ける必要はなかったかもしれませんが・・。
以下、ネタバレです。
日刊スポーツが出していた「スター・ウォーズ新聞」の特別号外で、「ローグ・ワン」について特集していました。
プロデューサーのキャスリーン・ケネディさんのインタビューが載っていました。読んでみると、今回の映画は、黒澤明監督の「七人の侍」にある、「日本人の精神を描いた」と言っています。
その「日本人の精神」とは具体的に、「自己犠牲、仲間との絆、信念など」なのだそうです。
なるほどそういわれると、確かにその通りだなあと思いました。「ローグ・ワン」の一味の絆、自己犠牲、信念。
エンディングには違和感がありましたが、そういうメッセージが込められていたのだと思うと、納得、というか、なるほどなあという感じです。
「スター・ウォーズ」シリーズそれ自体、黒澤映画の影響を受けているという話は聞いたことがあります。今作もそれを受け継いだかのように、これまで以上により「日本人の精神」というものが表れているのかなと思いました。(現代でその「精神」が受け継がれているのかどうかと言われると・・)
とてもいい映画でした。最後に出てきたレイア姫は、とてつもなく似ていました。キャリー・フィッシャー本人かと思いました。