こんばんは。
おかげさまでおととい4日で、ブログも1か月となりました。早いものです。
とはいえ、12月は何かと忙しい季節。私の場合は気持ち的に落ち着かなくて、困っているほどです。
ふと、ポカホンタスの"Colors of the Wind"を聴いたのですが、歌詞の最後らへんに、
How high will the sycamore grow
If you cut it down, then you'll never know
と歌っているところがあります。
・・・"sycamore"って、なんだ?最初聞いた時はなんて発音しているのか分からなかったです。初耳。ちょっと言いづらそうな単語です。
「プラタナス」
調べてみると、「プラタナス」という木のことなのだと分かりました。「プラタナス」と言えば、私の好きなユーミンこと松任谷由実の歌にも出てきます。街路樹としても有名なんだそうです。ちなみに和名は「スズカケノキ」。最近某アイドルグループの曲名にも使われたみたいですね。
アメリカの場合は「アメリカスズカケノキ」。アメリカの東側を生息帯としているそうです。確かにそれなら、ポカホンタスの歌詞に出てくるのは納得します。
街路樹としても有名で、かつ多くの曲の歌詞に出てくるほどこの樹は人々にとってなじみ深いものなんですね。
古代ギリシャの哲人ピポクラテスが、この木の下で医学を説いたということでも有名なんだそうです。歴史的にも名高い学問の樹でもあるんですね。
ポカホンタスの教え
自然のものそれぞれに命がある、今まで気にしていなかったものに注意を払ってみると、知らなかったことがたくさんあることに気づく。あの曲の歌詞にはそんな意味がありますよね。何とも(良い意味で)宗教的と言うか何というか。
「プラタナス」という樹があの歌詞に登場してくるのは、多くの人に馴染みのあるこの樹の声に耳を澄ましたことがあるか、という意味が込められているということでしょうか。あなたにとっては「良く知っている樹」であっても、実はよく知らないのではないか、ということをポカホンタスは訴えているということですかね。
いろいろと考えちゃいましたが、この辺で。
ではでは。
※参考文献