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マーブルーのディズニーノート

大好きな「ディズニー」について、思ったことや発見したことなどを、思うままに書いていきます。

「チキ・チキ・バン・バン」レビュー

こんばんは。

 先日「チキ・チキ・バン・バン」を観ました。実は観たことがなくて今のうちに、と思いまして。

 せっかくなのでいつものように、感想等を書きたいと思います。

 

全体的に「メリーポピンズ」(笑)

 何と言っても第一印象は「メリーポピンズ」風。

 主役はディック・ヴァン・ダイク(ポッツ役)。ヒロイン役の方(サリー・アン・ハウズ。トルーリー役。私はこの作品で彼女を初めて観ました。他に出ているのかな?)も、出で立ちから声までジュリー・アンドリュース似です。どうやらメリーポピンズの製作スタッフのほとんどが集結してつくったらしいです。作曲もあのシャーマン兄弟で、音楽指揮はアーウィン・コスタル。もうメリーポピンズじゃないですか(笑)

 映画の最初でヒロインのサリー・アン・ハウズを観たとき「えっ、ジュリー・アンドリュース?」と正直勘違いしたほど、よく似ていました。すごいなあ、ある意味。

 

 その他にも、主役のポッツが家を出ていく父親にどこへ行くかを尋ねたときに、

「インドの王様とお茶を飲む約束がある」

と言った時はちょっと笑っちゃいました。いや、私の思い違いかもしれませんが、「メリーポピンズ」の"supercalifragilisticexpialidocious"の歌詞に、そんな感じのがあったような気がして。もしかしたら関連付けたのかなと思っちゃいました。

 あとは、雷が鳴った時の音が「メリーポピンズ」のと似ていたような気がしました。・・・と挙げればキリがないですが、正直終始「二番煎じ」的な印象をぬぐえませんでした。

 

違った一面のディック・ヴァン・ダイク

 面白かったなあと思ったのは、「メリーポピンズ」でしか知らなかったディック・ヴァン・ダイクの違う一面が、この映画で観られたことです。

 「メリーポピンズ」での彼は終始楽天的で少々おちゃらけた感じの(役の)イメージでしたが、この映画での彼は、父親としての責任感を持ち、少々頑固な性格です。そんな役柄を演じる彼を観ると、彼に対するイメージが変わって、大変興味深かったです。

 

ファンタジーとはいえちょっと現実的。

 ディズニーとの差別化でしょうか。ファンタジーものと言えば、夢の世界にずっといる、少々浮足立った感覚をもつものだと(私は)思いがちですが、この映画はそうではありませんでした。

 主人公ポッツは発明家として、日々熱心に取り組んでいますが、成果は一向にあがらず。その上彼は2児の父親でもあり、養っていかなければなりません。子育てに関しては彼は自由放任主義ですが、飯を食わせたり夜寝かしつけたりと必要な父親としての責務を果たしています。彼ら3人はヒロインのトルーリーと共に、新しく買った車「チキ・チキ・バン・バン」に乗って壮大な冒険の世界へと旅経ちますが、最後は我に返ったかのように、現実的になります。

トルーリー:「夢ってかなうのね」
"So dreams can come true."


ポッツ:「そうとも だが現実も同じように大切だ。」
"Yes, they can. But you have to be practical too."

 

トルーリー:「え?」
"What?"

 

ポッツ:「現実を恐れず、素直に受け入れる。」
"You have to face the facts. A man has to see things as they really are."


「夢ばっかり追っていると、浮き上がってしまう。」
"After all, a man with responsibilities can’t walk around with his head in the clouds all the time,"

 

「足をいつも地につけておく。」
"A man should keep his feet solidly on the ground."

 

「夢は必要だが、ぼんやり追ってるだけではいけない。現実に役立てねば。」
"Oh, a man should have his dreams…but a man has to learn to put those dreams to some practical use, not just sit around and think about’em all the time."

 私の心に残ったセリフです。発明家らしい彼のセリフは、夢に浸った余韻を残さず現実を見、我に返ったところで映画を終わらせています。

 

 ストーリーはとても面白くて楽しませてもらいました。子役の2人の演技がとてもうまかったなあと思っています。自然に演じていて、役者だなあと思いました。

 また、この映画をみて改めて「メリー・ポピンズ」のすばらしさを感じさせられました。どこがすごいのか、と言われてもはっきりとは言えないですが、なんだか違いを感じたというか、ミュージカル映画として、あの映画がどれだけよくできているのかが分かった気がしました。

 

 こんな感じで、いかがでしょうか。

 では、またねえ!


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