”Hot Dogs!”

ディズニーをメインテーマに、気になったことや見つけたことなどを記録していくブログです。

これまでとこれからと 〜「ウィッシュ」をみて〜

 「ウィッシュ」を見てきました。12月15日。ウォルトの命日に公開初日とは、ディズニーも合わせてきたのかな・・。それとも偶然?(金曜日ですし)もちろん、見れてよかった。見ながら、いろいろと考えてしまいました。それをここに記録できればと思います。

※なるべく、映画のネタバレにはつながらないようにと書いてみましたが、どうしても触れざるを得ないところがありました。ストーリーのオチに繋がるようなものに限り、後半の方にまとめました。前半部分でも、ほんの少し映画の様子がわかる表現をしています。もしご心配でしたら、鑑賞後にご覧いただけますと幸いです。

 

ディズニーが大切にしてきたもの。

 小さい頃から、ディズニー映画に親しんできました。ディズニー映画は、経験したことのないような、素晴らしい世界へと誘ってくれます。想像力をかき立てるような、夢を描く作品の数々。アニメーション映画だけでも、60作品以上あるそうです。

 そんな数々の作品が大事にしてきたのは、「願い」=「ウィッシュ」。どの主人公にも、叶えたい「願い」がありました。今回、ディズニー社100周年を記念して創られたこの作品のタイトルが「ウィッシュ」であることからも、これまでディズニーが大事にしてきたものがここに表れているのだと思いました。

 この映画の主人公アーシャをはじめ、登場人物には誰にも、叶えたい「願い」がありました。願いは人々を動かします。

 

アニメっぽさとCGっぽさと

 正直いうと、見ている時はアニメのグラフィックに違和感を感じていました。なんともCGっぽい動きと言いますか・・。背景が手書き風になっていたのも、意図的だったのはわかりましたが、それがなんとも、空間的に違和感を感じさせていたのかもしれません。

 ですが、今作は手書きのアニメの世界で動くキャラクターの滑らかさなどを表現したと聞きました。なるほど、ディズニーの挑戦だったのだとわかり、納得しました。手書きの良さも、大事にしていくというそんな挑戦には、応援したい気持ちになりました。

 ディズニーアニメ映画の、あの手書きが生み出す柔らかさ。近年ディズニー社も、CG技術にシフトしていくことを発表しましたが、そこにはどことなく寂しさを感じていたところでした。

 「これまで」の大切にしていたものを生かして新しいものを作っていく、そんなところが素敵だなと思いました。

 

「スター」がかわいい!!!!!

 「スター」、かわいくないですか・・。なんでしょう。ディズニーがこれまで生み出してきたかわいいキャラクターの良いところが凝縮したような感じ・・。ぬいぐるみがあったら、買いたいです・・。

 

 

耳にのこる曲

 この文章を書きながら、主題歌を何度もリピートして聞いているくらい、とても良い曲だと思いました。公開前から、SNSなどを中心に、映画の主題歌が流れていたので、耳馴染みがある中で映画を見ました。

 映画のタイトルと同じ「ウィッシュ」というタイトルの曲。初めて聞いた時は、サビの最後の「ない!」("this!")という歌い方に少し違和感がありました。あの一言には、何か意味があるのかな、なんて思っていました。

 映画を見れば、確かに最後の強調する表現には良さがあって、うまいものだなあと思いました。内容に触れるので細かく触れないことにしますが、サビを歌う主人公アーシャの強い思いが表れているような気がしました。

 

 もう少し曲の中身に触れたいと思いますが、サビの歌詞で、

So I make this wish to have something more for us than this.

 というものがあります。

 直訳では、

「だから私は、この願いを叶える。これよりももっと私たちのためになる良いものにするために。」

となると思いますが(間違えていたらすみません)、「良いもの」という意味を持たせるのであれば、例えば、

"better than this"

のような平易な言葉で表現できそうなものを、なぜこのような文章にしたのかなと思いました。そこには何か意味があるように思ったのです。

 

 注目したいのは、"to have something more"のところです。なんで"something"だったのでしょうか・・。

 ジーニアスの英和辞典には、"something"の意味について

①何かある物、何か 

という意味に加えて、

②およそ… 

③けっこうな事、よい事

とも書いてありました。①の意味で私は捉えていましたが、どうやら③の意味もありそうです。

 

 もっといいものにしたいという思いには、その実現したいものが、どんなものなのかが具体的には見えていなくとも、なんらかの形で「よりよいもの」にしたいという意味があるのではないかと思いました。ロサス王国に集う人々は、自分たちの願いを王様に預けています。自分たちで叶えるというのではなく、王様の力でと・・。これまで自分の願いを自分で叶えようと動いていなかったアーシャは、自分たちで願いを叶えないといけないよと思うわけですが、そんなふうに思うようになってから「叶えたいものの姿がはっきり見えていないけどいいものにしたい」という意味を込めて、

"something"

という言葉を選んだのかなと思いました。

 

パンフレットがいい!

 映画パンフレットは、必見!今までみてきたパンフレットの中でもトップと言っても過言ではありません。ディズニーの彩り鮮やかなイラストが惜しみなく載っている上に、制作の裏側もわかりやすく書かれています。原画集といってもいいくらい、映画の良さが詰まったパンフレットだと思います。買ってよかった!

 

 

ーーー

※以下は、ネタバレ、映画の内容触れています!!

願いは「自分」で叶えられるもの

 上記「耳の残る曲」のところでも少し扱った、「願いを叶える」ということについての続きです。

 ロサス王国に集う人々は、その安定した生活に満足しています。その安定をもたらしているのは、王様マグニフィコ。人々は王様を信じることで、安定した生活を手に入れています。

 18歳になると、王様に願いを預けることができます。いつか王様が自分の願いを叶えてくれることを信じて・・。人々は、王様の力にすがっています。

 しかし、逆を言えば、ロサス王国の人々は、自分の願いを王様に叶えてもらおうとする、他力本願なところがあります。この映画が伝えているのは、「願いは自分の力で叶えることができる。」というところだと思います。決して他人の力でなければ叶えることができないのではなく、どんな人にも願いを叶える力があると、伝えていると思いました。

 映画のクライマックス。人々の心に、「スター」が光ります。「誰もがスター!」という曲があるように、特別な力を持つ「スター」は人間誰しも、心の中に秘めているのだということを伝えています。人の力でどうにかしてもらおうという考えでは、自分の思った通りに叶うことはない。たとえ叶ったとしても、自分が思い描いてきた通りにはならない。無気力キャラの「サイモン」がまさにその姿を示しています。誰しも心に弱さを抱えているものです。それを人の力で惑わされてはならず、自分の力で叶えていくべきであるというメッセージも、この映画から伝わってきました。自分で叶えていく、という書き方では、なんとも厳しいようですが、そうではなく、叶える力を持っているのだというポジティブなメッセージであったと私は思いました。

 

ディズニーらしさを散りばめた

 映画の始まりは、分厚い物語本が開くことで始まります。「白雪姫と七人の小人」の時から受け継がれるこのオープニング。ウィッシュも、プリンセスストーリーであることがこれでわかります。

 そしてその後の、風景の移り変わり。マルチプレーンカメラでの撮影を彷彿とさせるシーンもありましたね。

 クライマックスのマグニフィコ王が人々を拘束するシーンで、緑色の光線が描く壁や地面を伝う稲妻模様は、まるでマレフィセントのイバラのとげのよう。

 魔法の杖を作るシーンは、紛れもなく、白雪姫の女王の調薬シーンのオマージュ。(螺旋階段で降る、地下ですし、毒リンゴもうつってましたね。)

 

 ところどころに、過去作の要素を詰め込んだところも、みていて面白かったです。おそらく、見逃しているものもあったと思います・・。

 

 

 ディズニー社100周年を記念してのこの作品。「これまで」大切にしてきたものが惜しみなく表現されていたところと、「これから」に向けてのチャレンジが込められたという意味で、象徴的な作品になっていたと思いました。

 今年は100周年のお祝いに盛り上がった年でしたよね。これからのディズニー作品も楽しみにしています!

「ハワード・アッシュマン」作詞のディズニー映画曲

 9日(土)の12時からぶっ続けで22時まで、NHK-FMで放送された「ディズニー三昧」。ひたすらディズニー音楽をかけ続ける番組でした。過去にもやっていたような気がして、久しぶりで楽しかったです。

 

 聞いていて「そういえば・・」と思ったのが、名作詞家「ハワード・アッシュマン」のディズニーでの作品ってどれだったかなということです。

 

ハワード・アッシュマンが作詞した曲

◯リトル・マーメイド

「Part of Your World」

「Under the Sea」(アカデミー歌曲賞、グラミー楽曲賞)

「Poor Unfortunate Souls」

「Kiss the Girl」

 

美女と野獣

「Belle」
「Gaston」
「Be Our Guest」
「Something There」
「The Mob Song」
「Beauty And The Beast」(アカデミー歌曲賞ゴールデングローブ歌曲賞

◯アラジン

「Arabian Nights」

「Friend Like Me」

「Prince Ali」

 

 いつも間違えるのですが、「A Whole New World」(アカデミー歌曲賞受賞)や「One Jump Ahead」は、ティム・ライス作詞なんですよね。正確には、ハワードも作詞に取り掛かろうとしていたところ、亡くなってしまったのを、ティム・ライスが完成させたということなのだそうです。

 いつも曖昧にしていたことを、記事にして整理してみました!

 

ディズニーのアカデミー賞

 ディズニー作品等で、アカデミー賞を受賞しているものをまとめました。(ノミネートは除外)Wikipediaを参考にしてまとめました。手作業だったので、抜けやもれ、誤りがあると思います・・。見つけ次第修正をしますのでご容赦ください。

 

補足

※1951年より「特別賞」の中から、「名誉賞」が創設された。

※長編アニメ映画賞は2001年より創設された。

美術賞の人名は、「美術監督」「装置監督」の順

※歌曲賞の人名は、「作曲家」「作詞家」の順。ただし、ロペス夫妻は2人で作詞・作曲をしている。

※マーベル、ルーカスフィルムもここに入れています。

※「アバター」は正確にはディズニー映画ではないが、パークに存在していることもあり、記載しました。

 

1930年代

1931年 特別賞(ミッキー・マウスを生み出したことに対する)

 

1932年 短編アニメ賞 「花と木」(シリー・シンフォニーシリーズ)

 

1933年 短編アニメ賞 「三匹の子ぶた」(シリー・シンフォニーシリーズ)

 

1934年 短編アニメ賞 「うさぎとかめ」(シリー・シンフォニーシリーズ)

 

1935年 短編アニメ賞 「三匹の親なし子ねこ」(シリー・シンフォニーシリーズ)

 

1936年 短編アニメ賞 「田舎のねずみ」(シリー・シンフォニーシリーズ)

 

1937年 短編アニメ賞 「風車小屋のシンフォニー」(シリー・シンフォニーシリーズ)

 

1938年 短編アニメ賞 「牡牛のフェルディナンド」

     特別賞 「白雪姫と7人の小人」

 

1939年 短編アニメ賞 「みにくいあひるの子」(シリー・シンフォニーシリーズ)

 

1940年代

1940年 歌曲賞 リー・ハーライン、ネッド・ワシントン「星に願いを」(ピノキオ)

     作曲賞 「ピノキオ」(リーハーライン他)

 

1941年 短編アニメ賞 「プルートのなやみ」

 

1942年 作曲賞(ミュージカル映画音楽賞) 「ダンボ」(フランク・チャーチル他)

     短編アニメ賞 「総統の顔」

 

1943年

1944年

1945年

1946年

 

1947年 歌曲賞 アリー・リューベル、レイ・ギルバート「ジッパ・ディ・ドゥー・ダー」(南部の唄)

 

1948年

1949年

1950年代

1950年

1951年

1952年

 

1953年 短編アニメ賞 「プカドン交響曲

 

1954年 美術賞(カラー作品) ジョン・ミーハン、エミール・クーリ 「海底二万哩

     視覚効果賞 「海底二万哩

 

1955年

1956年

1957年

1958年

1959年

1960年代

1960年

1961年

1962年

1963年

 

1964年 主演女優賞 ジュリー・アンドリュース 「メリー・ポピンズ

     歌曲賞 リチャード・M・シャーマンロバート・B・シャーマン「チム・チム・チェリー」(メリー・ポピンズ

     作曲賞 「メリー・ポピンズ」(シャーマン兄弟)

     編集賞 コットン・ウォーバートン(メリー・ポピンズ

     視覚効果賞 「メリー・ポピンズ」(ピーター・エレンショウ他)

 

1965年

1966年

1967年

 

1968年 短編アニメ賞 「プーさんと大あらし」(くまのプーさん

 

1969年

1970年代

1970年

 

1971年 視覚効果賞 「ベッドかざりとほうき」(アラン・マーリー他)

 

1972年

1973年

1974年

1975年

1976年

 

1977年 美術賞 ジョナサン・バリー他、ロジャー・クリスチャン 「スター・ウォーズ

     録音賞 「スター・ウォーズ

     作曲賞「スター・ウォーズ」(ジョン・ウィリアムズ

     編集賞 ポール・ハーシュ他(スター・ウォーズ

     視覚効果賞 「スター・ウォーズ」(ジョン・スティアーズ他)

     衣装デザイン賞 「スター・ウォーズ」(ジョン・モロ)

 

1978年

1979年

 

1980年代

1980年 録音賞 「スター・ウォーズ/帝国の逆襲

     視覚効果賞(特別業績賞) 「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」(ブライアン・ジョンソン他)

 

1981年 美術賞 ノーマン・レイノルズ他、マイケル・D・フォード 「レイダース/失われたアーク《聖櫃》

     録音賞 「レイダース/失われたアーク《聖櫃》

     編集賞 マイケル・カーンレイダース/失われたアーク《聖櫃》

     視覚効果賞 「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(リチャード・エドランド他)

 

1982年

 

1983年 視覚効果賞(特別業績賞) 「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」(リチャード・エドランド

 

1984年 視覚効果賞 「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(デニス・ミューレン他)

 

1985年

1986年

1987年

 

1988年 短編アニメ賞 「ティン・トイ」(ジョン・ラセターの作品)

 

1989年 歌曲賞 アラン・メンケン、ハワード・アッシュマン「アンダー・ザ・シー」(リトル・マーメイド)

     作曲賞 「リトル・マーメイド」(アラン・メンケン

 

1990年代

1990年

 

1991年 歌曲賞 アラン・メンケン、ハワード・アッシュマン「美女と野獣」(美女と野獣

     作曲賞 「美女と野獣」(アラン・メンケン

 

1992年 歌曲賞 アラン・メンケンティム・ライスホール・ニュー・ワールド」(アラジン)

     作曲賞 「アラジン」(アラン・メンケン

 

1993年 短編アニメ賞 「ゲーリーじいさんのチェス」

 

1994年 歌曲賞 エルトン・ジョンティム・ライス「愛を感じて」(ライオン・キング

     作曲賞 「ライオン・キング」(ハンス・ジマー

 

1995年 歌曲賞 アラン・メンケン、スティーヴン・シュワルツ「カラー・オブ・ザ・ウィンド」(ポカホンタス

    作曲賞(ミュージカル・喜劇映画音楽賞)「ポカホンタス」(アラン・メンケン

 

1996年

1997年

1998年

 

1999年 歌曲賞 フィル・コリンズ「You'll Be in My Heart」(ターザン)

 

2000年代

2000年

 

2001年 歌曲賞 ランディ・ニューマン「君がいないと」(モンスターズ・インク

 

2002年

 

2003年 長編アニメ映画賞 「ファインディング・ニモ

 

2004年 長編アニメ映画賞 「ミスター・インクレディブル」

 

2005年

2006年

 

2007年 長編アニメ映画賞 「レミーのおいしいレストラン」

 

2008年 長編アニメ映画賞 「ウォーリー」

 

2009年 美術賞 リック・カーター他、キム・シンクレア 「アバター

     撮影賞 マウロ・フィオーレ 「アバター

     作曲賞 「カールじいさんの空飛ぶ家」(マイケル・ジアッチーノ

     視覚効果賞 「アバター」(ジョー・レッテリ他)

     長編アニメ映画賞 「カールじいさんの空飛ぶ家

 

2010年代

2010年 美術賞 ロバート・ストロンバーグ、カレン・オハラ 「アリス・イン・ワンダーランド

     歌曲賞 ランディ・ニューマン「僕らはひとつ」(トイ・ストーリー3)

     衣装デザイン賞 「アリス・イン・ワンダーランド」(コーリン・アトウッド)

     長編アニメ映画賞 「トイ・ストーリー3」

 

2011年 歌曲賞 ブレット・マッケンジー「Man or Muppet」(ザ・マペッツ)

 

2012年 短編アニメ賞 「紙ひこうき」(「シュガー・ラッシュ」同時上映)

     長編アニメ映画賞 「メリダとおそろしの森

 

2013年 歌曲賞 クリステン・アンダーソン=ロペス、ロバート・ロペス「レット・イット・ゴー」(アナと雪の女王

     長編アニメ映画賞 「アナと雪の女王

 

2014年 短編アニメ賞 「愛犬とごちそう」(「ベイマックス」同時上映)

     長編アニメ映画賞 「ベイマックス

 

2015年 長編アニメ映画賞 「インサイド・ヘッド

 

2016年  視覚効果賞 「ジャングル・ブック」(ロバート・レガート他)

      短編アニメ賞 「ひな鳥の冒険」(「ファインディング・ドリー」同時上映)

     長編アニメ映画賞 「ズートピア

 

2017年 歌曲賞 クリステン・アンダーソン=ロペス、ロバート・ロペス「リメンバー・ミー」(リメンバー・ミー

     長編アニメ映画賞 「リメンバー・ミー

 

2018年 美術賞 ハンナ・ビーチラー、ジェイ・ハート 「ブラックパンサー

     作曲賞 「ブラックパンサー」(ルドウィグ・ゴランソン)

     衣装デザイン賞 「ブラックパンサー」(ルース・E・カーター)

     短編アニメ賞 「Bao」(「インクレディブル・ファミリー」同時上映)

 

2019年 長編アニメ映画賞 「トイ・ストーリー4」

 

2020年代

2020年 作曲賞 「ソウルフル・ワールド」(トレント・レズナー他)

     長編アニメ映画賞 「ソウルフル・ワールド」

 

2021年 衣装デザイン賞 「クルエラ」(ジェニー・ビーヴァン)

     長編アニメ映画賞 「ミラベルと魔法だらけの家」

2022年 視覚効果賞 「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」(ジョー・レッテリ他)

     衣装デザイン賞 「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」(ルース・E・カーター)

 

ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツを見てきました。

 8月18日(金)に、東京国際フォーラムで連日開催されていた、「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」を見てきました。

 その感想を簡単にここに書きたいと思います。

 

1、どんなショーだったか

 全体が2部構成となっていて、第1部が、作曲家アラン・メンケンによる名曲パフォーマンスで、第2部がブロードウェイのスターたちによるパフォーマンスでした。

 

 東京国際フォーラムへは、今回初めて入りましたが、その大きさにびっくりしました。1階席だけでも何千人入るだろうかと思うくらいの席数で、上段へ行くのに、エスカレーターで一つ上の階に行かなければならないほど後ろの方まで広がっているというのに驚きでした。

 

2、アラン・メンケンに感動!

 なんといっても、アラン・メンケンによるパフォーマンスが最高でした。

 ピアノ1つで数々の名曲を奏でる姿。しかも全部、自身で作曲したものであるということを考えると、その素晴らしさにも感動でした。

 曲と曲の間に、簡単な説明を交えてくれたことで、聞く側もその曲に込められた想いを感じながら聞くことができたと思います。

 「ハワード・アッシュマン」「ティム・ライス」などの名前が出てくる度、レジェンドレベルがタッグを組んで作り上げた一曲一曲の重みを感じました。

 

3、スターたちによる豪華なパフォーマンス!

 第二部のパフォーマンスも、考えてみればなんとも豪華なものでした。それは単に出演者が豪華であるということだけにとどまらず、スターが集まって歌い上げるというところにも、豪華さがありました。贅沢な感じです。

 当たり前かもしれませんが、歌声がなんとも聴きやすいもので、なんといって表現すればいいか分かりませんが、雑音のないクリアな声。心に響く歌声といった感じでした。

 メリー・ポピンズ役で有名なアシュリー・ブラウン。他の曲を歌っているときはあくまで数いる出演者の一人という存在だったのが、「メリー・ポピンズ」を披露する番が来た途端、一瞬で、メリー・ポピンズになっていました。イギリス英語混じりの歌い方。その振る舞い。「そうそう、メリー・ポピンズってそんな人だよね。」とこちらのイメージとピッタリ。感動でした。

 

 私が一番気に入ったのは、キシー・シモンズの歌声です。まずはなんといってもその声量。あの歌声をコンサートホールで聞けたことが、どれだけ贅沢なことだったかと思うと、本当に聞けてよかったです。デュエットで「美女と野獣」を歌っていた時が特に印象的で、セリーヌ・ディオンを思い出させるような、曲にぴったりの歌い方には感動しました。

 

 他にも出演されていた人たちも、とても素晴らしい方々でした。全員触れると長文駄文になってしまうので、ここまでにしようと思います。

 

 

 まるで夢を見ているかのような時間でした。2時間30分以上の時間でしたが、あっという間に感じました。

 素敵な舞台で、素敵な方々のパフォーマンスに触れられて、とても良かったです。

東京ディズニーランドでの午後の思い出

 先日東京ディズニーランドに行ってきました。その時のことを残したいと思い、今日は記事にしました。

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 随分と急な思いつきで、チケットが取れないものかと調べてみたところ、幸いにも余りがあって、行けることがわかりました。

 行けるとわかれば、嬉しいものです。早速電車に乗って舞浜に向かいました。

 

 エントランスはいつ見ても、ワクワクさせてくれます。看板は昔からこのデザインだったように思います。懐かしさも少し感じさせてくれます。

 パークの随所に見られる、ちょっとばかり古びた感じが私は好きです。さすが40周年の年月が築いた歴史。

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 途中お腹がすいて、レストランに入りました。窓に目を向けると、こんなにもきれいなステンドグラスが。・・あることに、今まで気づきませんでした。なんともったいない。


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 お昼のパレードも無事に見ることができました。クリッターカントリーの入り口付近に、座ってみられるスペースがありました。お日様が差し込み眩しい中、最初から最後まで見ることができました。

 それにしても音楽が、これまでとは一風変わり、おしゃれさが増しました。とても良いパレードであったと思います。


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 見事にシャッターチャンスを逃しました。次行った時は、こっちを向いたミッキーを撮りたいです。 


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 とまあ、よくあるアングルのシンデレラ城ですが、いつみても素敵です。

 


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 そういえば、長期の工事が終わってから行けていなかった「カリブの海賊」ですが、中はどうなっているのかと見に行きますと・・。

 エントランスは思ったより明るうくなっているような気がしましたが気のせいでしょうか。中も変わらずあの親しみのある「カリブの海賊」だったので、嬉しかったです。

 

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 びしょ濡れMAXという言葉が気になる「スプラッシュ・マウンテン」に乗りました。

 確かに顔をめがけて水が降りかかってきました。USJの「ジュラシック・パーク」のと比べればまだ優しさがある感じです。でも、暑い夏には、嬉しかったです。風邪をひかない程度に、水をかけてくれました。

 

 

 午後からの入園でも十分楽しむことができました。

 ディズニーランドに行くと、気持ちもリフレッシュできて、私にとっては癒しの場所です。ありがたい限りです。

 夏のうちにもう一回行けたらとは思っていますが、次行く時を楽しみにしたいと思います。

6月公開が楽しみ!な3作

 個人的に趣味に近いものとなっている、フライヤー集め。今日も映画館に行ってきました。

 今回ゲットできたのは、下の3つです。 

 

 どれも6月公開とあり、来月はディズニー映画ラッシュの月になりそうです。

 

 「リトル・マーメイド」もついに実写化。個人的に楽しみなのは、作曲がアラン・メンケンとリン=マニュエル・ミランダのタッグというところ!「モアナと伝説の海」で聞いたあの音楽・・。サブスクで聴けるところを、あえてCDを買うほど好きです。今回二人でタッグを組むとどうなるんでしょうか・・。

 

 「スパイダーマン」は正確にはディズニー配給ではないですが、「マルチバース」と書いてあるところ、MCUの世界観で考えられていることが伝わります。現在、「ガーディアンズ」が公開されているので、そちらを早くみにいきたいところですが、来月はスパイダーマンというところが楽しみです。

 

 「インディ・ジョーンズ」は、ハリソン・フォード最後のインディとなる作品。制作総指揮に、ルーカスとスピルバーグ、音楽はもちろんジョン・ウィリアムズと期待通りの面々。

 インディが全人生をかけて追い求めてきた「運命のダイヤル」をめぐる壮大の物語は、以前公開された予告編からもワクワクさせてくれます。

 前作が2008年とあり、15年ぶり最新作に期待です!

 

 個人的には、もう一つ、9月公開予定の「ホーンテッド・マンション」がとても気になります。ムビチケが欲しいのですが、なかなか売っておらず・・。

 

 今年はディズニー映画を見て楽しむ1年にしたいです。

ディズニーハーベストマーケット

 なんとなく、お店の存在を聞いてはいたものの、確か東京の方だと思っていましたので、「あまり行けないかもなあ」と諦めていたところ・・

 赤レンガ倉庫に買い物に来た際、1階の入り口に「Disney Harvest Market」が3階にあるとの表示が!

 こんなに様変わりしていたなんて、びっくりしました。

 

 店内の写真は撮れませんでしたが、左の入り口を入ると、左手にショップコーナーがあります。横浜限定の商品もありました。海にちなんで、ドナルドがシンボルになっていました。

 私は、職場用にドナルドマークの横浜限定マグカップを購入しました。(1400円)

 

 

 これはミッキー・・ではなく、甥っ子ですね。そっくりなので、ミッキーと言っても違和感がないです。

 こんな感じで、ハーベストにちなんだコスチュームになっていました。

 

 さらに奥には、レストランコーナーがありました。今回は行けませんでしたが、また今度行こうと思います。